ドン と コン Episode②


 

ドンとコンには続きがある。
前回のブログでは
(ドン=右手 コン=左手)で覚える人もいたという話で、
正直言うとこれには驚きもしたし、またとても勉強になった。
楽譜では左右伝えられても、私の知っていた口唱では左右は伝わらない。。。

だ、が、僕に言わせると、どうもしっくり来ていない部分がある。
なんか、ふに落ちない部分がある。

何故って、ここではっきりしたのは、口唱には2種類ある事が判明した。

①曲のイメージを伝える口唱
②左右を伝える口唱

っで
(ドン=右手 コン=左手)
だと、どうしても、右手が強いイメージがついてしまうと思った。
特に右利きの多い日本人では余計に、右が強くなってしまうよなぁ~
っと、この部分がどうにもふに落ちない。

ふに落ちないままモヤモヤとしていた。

そんなあるひ、日本太鼓協会公認指導員の集まりが、埼玉であった。
AMから夕刻までみっちり太鼓を打った。
そんで、夕刻の美味しいビールの時間。

(ドンとコン)の話を皆にしてみた。

やはり、(ドン=右手 コン=左手)の人も多数居た。
そうでない人も多数。

で、(ドン=右手 コン=左手)では、右手が強くなってしまう、、、っと話したら。。。

しばらくの沈黙の後。先輩メンバーが一言。

【それは、(ドン)と(コン)で覚えるからいけないんだよ】
え?
【(トン)と(コン)ならどうかな?】(トン=右手 コン=左手)

(ドン)を(トン)に置き換えてくれた。

この一言で、ふに落ちてない部分が、すぅーーーーっと身体の中にとけていくのを感じた。
久々にすごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉく、納得の行く一言だった。

纏めると。
①曲のイメージを伝える口唱は
 表現者の自由
②左右を伝える口唱は
 (トン=右手 コン=左手)

モヤモヤがすっきりした出来事でした。

いずれ桔梗のメンバーでも取り組むであろう難しい曲。
特に、右だか左だか分からない曲もあるので、この方法も大いに活用したいなぁー
って思う出来事でした。

Episode② 完結!

2018年06月04日