野沢菜

界一美味しい野沢菜漬け
まつり工房で作る(ひさしさんの野沢菜漬け)
だと、勝手に思っています。


毎年毎年、これを頂くのが本当に楽しみで、
新年早々から、食べたくて食べたくてウズウズしている。
たまに、貰い損ねる年があったりすると、悔しくてたまらない思いをする。
一年棒に振った気分になる。

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仕事から帰って、寒い部屋を暖房で温め、コタツの電源も入れ、お風呂にもしっかり入って、
身体をしっかり温めて、部屋も身体もぽかぽか。とりあえずは、ビールを頂く。
コタツに入り、温かい湯豆腐でもつまもう。そのかたわらに小さな小鉢に入った野沢菜。
お腹が空いているからまずは食事が進む。胃袋が少し落ち着いてくると、かたわらに置いてある野沢菜に目が行く。一口つまむと、次は日本酒が飲みたくなる。
野沢菜漬けと日本酒でまた一杯、最高の瞬間である。
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この最高の野沢菜漬けを覚えたい!!!! っと一年くらい前から、心のどこかで思っており、
今年ついに、野沢菜漬け修行に出る事にしました!!!!!

【一日目】雨の日、畑にでる


包丁を使って採る
株の部分を少し残す
中腰での作業
雨だし寒いし
足元はぬかるんで歩きずらい

軽トラの荷台いっぱいの野沢菜たち

戻るとまずは泥落としから


本当に泥だらけ。
高圧洗浄機が活躍するが
真冬です
信州の冬は寒い

ここからが本番
泥だらけの野沢菜洗い

もう一度言います
信州の冬は寒い

極寒の中真水で
泥だらけの野沢菜を
一株づつ丁寧に丁寧に洗います
野沢菜の量は約100キロ

ただ、ひたすら洗い続ける
洗っている写真は無いけれど

中腰で、真水で、洗い続ける
正直に言う
途方もない作業のように思えた、しんどい

ただひたすら洗い続けること数時間
洗い終えたら束ねて干す

一日目はこうして終わった
野沢菜を採って、洗った

このタイミングではまだ僕の身体は知らない。。。。
翌日にとてつもない筋肉痛に襲われることを。。。。

それにしてもこの柿とリンゴがうまかった

【二日目】 漬ける

野生の猿に見守られながら二日目の作業はじまった

みこちゃんも一緒に!(笑)

漬けこみ本番

ひさしさん秘伝の材料を元に作られた秘伝のタレ
これを桶に一段ずつ重ねては秘伝のタレ
重ねては秘伝の重ねては秘伝のタレ

重ねては秘伝の重ねては秘伝のタレ

重ねては秘伝の重ねては秘伝のタレ

更にはグイグイと踏み込む。

が、なんと、このタイミング下半身がとてつもない筋肉痛の私

肩をかりないとバランスが取れない。。。。(笑)

歳だからバランスが取れないのではなく
筋肉痛だからです(笑)

ちなみに、若い彼には人の肩を借りなくても
余裕でバランスが取れているようです

私は筋肉痛だから!!!肩を借りただけです。(笑)

最終的には中蓋をして
重い重い、重しを乗っけられて、
寒い寒い、倉庫へ。
そこから約一か月後くらいから食べられるようになっていく。

後はただ、待つのみ。

【二日目の作業終了】

野沢菜漬け修行に出る前
野沢菜漬けをいつか桔梗太鼓のメンバーでやりたいと思っていた
その思いを中夢楽座の女性メンバーに話した時
女性メンバーが嫌な顔をしたのを、思い出した。
その理由が今回よくわかりました。

野沢菜漬けの作業は想像してたよりもはるかに大変でした。
ただただ、寒いし、途方に暮れる。
僕は作業の翌日には出演依頼があったのだけれど、
大変な筋肉痛で歩くのが精いっぱいでした

だけれど、世界一美味しい野沢菜漬けが
やっぱり、世界一だと認識できた二日間でした

2021年12月13日