命を吹き込む

この新聞記事から一本の電話をいただいた。
地区に眠っている太鼓があると。よかったら是非使ってもらいたいと。
そんなありがたい話はないと、飛んで頂きに行った

頂いた時の正直な感想。。。それは
真っ黒だし皮は穴だらけ、、、、
正直使えないな。。。とすら思った。
頂いた地区でもおそらく使い道に困っていた代物だと思う。

ただ、驚いた。太鼓の胴に刻まれている刻印を見た。なんと。
(大正六年四月新調)とある。年齢計算をしてみた。
なんと丁度100歳!! 驚いた。本当に驚いた。
それで、こんなものを頂いたとFacebookに投稿をしてみた。
すると、なんと、神戸に住む日本太鼓協会公認指導員の同期
が是非とも再生させてくれと、名乗りを上げてくれた。

その結果こんな形で帰ってきた。
箱を開けてすぐになにかこみあげてくるものがあった。
100年という時日を経て、この太鼓は再生された。
再生という言葉なんかより、生き返ったっという表現の方が正しいのか。
あるいは命が宿った、、、なのか。

この太鼓は間違いなく、私たちのチームで宝物となる事でしょう。
これからこの太鼓と共にがんばるぞーーーー!!!

そして、新聞記事にもして頂けました。
これまた感無量。

2017年12月15日